「フルボトルを買うのは値段が高すぎるし、好みの香りじゃなかったときのダメージがでかすぎる…」
「手頃な値段で毎月いろいろな香水を開拓したい…」
「ムエットで嗅いだときの香りと、実際に香水を付けたときでは気候や体温で香り方が違うから、ある程度の期間同じ香りを試したい…」
などのニーズをお持ちの方に便利なサービスが香水の定期便サービス。
気になる香水を2000円前後で4~5mlの1ヶ月分づつお試しできるから、手頃な価格で気になる香水を試したい方にはぴったりのサービスです。
現在、主な香水サブスクサービスはカラリア(COLORIA)とセントピック(SCENTPICK)の2つがありますが、どちらを使えばいいのか、違いは何なのか悩まれる方が多いようです。
結論から書くと、香水定期便が初めての方はカラリア、香水をよく使う方はセントピックがおすすめなのですが、悩まれている方にも分かりやすいように、カラリアとセントピックの特徴を徹底比較しましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
カラリアやセントピックの公式ページをすぐに見たい方は、下記のボタンから飛ぶことができます。
カラリアとセントピックの特徴を徹底比較!
カラリア(COLORIA) | セントピック(SCENTPICK) | |
---|---|---|
1ボトルの香水量 | 4ml | 5ml |
最低料金(送料税込の総額) | 1980円~ | 2178円~ |
1ボトルプランの総額料金 | 1980円 | 2178円 |
2ボトルプランの総額料金 | 3260円 | 3828円 |
3ボトルプランの総額料金 | 4540円 | 5588円 |
プレミアム香水の追加料金 | +500円、1000円、1500円の3種類 | +300円、600円の2種類 |
試せる香水の種類(7/7時点) | 373種類 | 358種類 |
試せる香水のブランド数(7/7時点) | 71ブランド | 123ブランド |
香水の休止機能 | あり(最大3ヶ月) | なし |
香水のおまかせ選定機能 | なし | あり |
次月の香水未選択時の挙動 | 先月と同じ物が届く | セントピックが選んだ物が届く |
単品購入 | できる | できない |
香水のスケジュール | 初回契約日から1ヶ月ごと | 毎月11日ごと |
カラリアとセントピックのどちらを選ぶかで焦点になりそうなものを一通りまとめてみました。
特徴をまとめると、カラリアは1ボトルの量が4mlと少なめな分料金が安く、使い切っていない香水が溜まってきたときなどに気軽に定期便を休める休止機能があるので初心者や香水を頻繁に付けない人におすすめです。
一方セントピックは、1ボトルの香水の量が5mlとカラリアより多い分、単純な料金は割高ですが、同じ香水量で比較すると単価はセントピックの方が安いです。
また、入会時に答えた香水の好みのデータを元に、香水をおまかせでセントピックがチョイスして送ってくる機能があるので、自分で選ぶのが面倒という方にも便利です。
以上が全般的な比較で、香水定期便初心者や香水を付けない日が結構あって余らせがちな人はカラリアがおすすめです。
一方、香水をたくさん付ける人や、自分以外が選んだ香水を付けてみたい人はセントピックがおすすめと言えます。
カラリアとセントピックはどちらの方が試せる香水の種類が多いの?
ここからはより詳しく知りたいという方向けに、更に詳細に、カラリアとセントピックの気になるトピックを比較していきます。
先程の全般的な比較のところでは詳しく書かなかったのですが、「結局自分の好みの香水はカラリアとセントピックのどちらに多くあるの?」というのは気になるところですよね。
まず、セントピックは会員登録しないと香水のラインナップが見れないので、検討している人からしたら不便だなと思いますね。ここは改善してほしいところです。
で、カラリアとセントピックどちらの方が香水が多いかと言うと時期によります。
カラリア(COLORIA) | セントピック(SCENTPICK) | |
---|---|---|
試せる香水の種類(公称) | 500種類以上 | 500種類以上 |
試せる香水の種類(4/28時点) | 237種類 | 340種類 |
試せる香水の種類(7/7時点) | 373種類 | 358種類 |
試せる香水のブランド数(4/28時点) | 51ブランド | 123ブランド |
試せる香水のブランド数(7/7時点) | 71ブランド | 123ブランド |
例えば2020年4月時点ではカラリアの商品数が237でセントピックの商品数が340とセントピックの方が多かったのが、2020年7月時点ではカラリアの商品数が373でセントピックの商品数が358とカラリアの方が多くなっています。
カラリアとセントピックともに、公称では500種類以上の香水がお試しできる、と書いてありますが、実際に丁寧に見ていくと300種類前後、ということになります。
香水のブランド数についても、2020年7月時点でカラリアが71ブランド、セントピックが123ブランドとなっているのですが、セントピックの香水ブランドにはスポーツブランドのナイキやらプーマなどもブランド数なので、あまり比較数値として当てにならないんですよねぇ。
だってナイキやプーマの香水付けたいですか?付けたい人ももちろんいるでしょうけど、シャネルやジョーマローンのラインナップが充実している方が嬉しい人は多いはずです。
好みの香水がカラリアやセントピックにあるか、人によって好みが異なるのでご自身で確認するのが1番ですが、カラリアとセントピックでブランドの得意不得意があるので、人気ブランドをいくつか私の方でピックアップして比較したものを載せておきますね。
カラリア(COLORIA) | セントピック(SCENTPICK) | |
---|---|---|
イソップ | 4種類 | 3種類 |
ジョーマローン | 22種類 | 27種類 |
シャネル | 13種類 | 10種類 |
シロ | 15種類 | 3種類 |
ランバン | 9種類 | 4種類 |
ヘルメス | 6種類 | 6種類 |
クリスチャンディオール | 11種類 | 11種類 |
ディプティック | 5種類 | 16種類 |
ペンハリガン | 6種類 | 24種類 |
人気のブランドでお試しできる香水をざっくり比較しましたが、かなり傾向が異なりますね。
ディプティック、ペンハリガン、ジョーマローンあたりのラインナップは明らかにセントピックが多いので、メゾン系フレグランスはセントピックの方が充実している傾向がありますね。
一方カラリアはシロやランバン、シャネルなどのラインナップに強みがありますね。
ちなみにシャネルのチャンスやエルメスのナイルの庭など、明らかに人気のラインナップはどちらにもありますので、人気の香水を試したい、という人はカラリアとセントピック、どちらを選んでも問題ないです。
カラリアとセントピックはどちらの方が価格が安い?コスパを比較!
カラリア(COLORIA) | セントピック(SCENTPICK) | |
---|---|---|
1ボトルの香水量 | 4ml | 5ml |
1ボトルプランの総額料金 | 1980円 | 2178円 |
2ボトルプランの総額料金 | 3260円 | 3828円 |
3ボトルプランの総額料金 | 4540円 | 5588円 |
プレミアム香水の追加料金 | +500円、1000円、1500円の3種類 | +300円、600円の2種類 |
カラリアとセントピックのどちらの方が安いのか、単純に毎月掛かる価格はカラリアの方が安く済みます。なので、香水定期便初心者の方や、頻繁に香水を付けない人はカラリアがおすすめ、と書いたんですね。
ただ、どちらがコスパがいいのか、というと、何とも言えないところなんですよね。
カラリアがセントピックより安いのは、単純に1ボトルの量が4mlとセントピックの5mlより少ないからであって、同じ量で比較するとセントピックの方が安くなるんですよ。
カラリアを5ml換算した場合 | セントピック | |
---|---|---|
1ボトルの香水量 | 4ml | 5ml |
1ボトルプランの総額料金 | 2475円 | 2178円 |
2ボトルプランの総額料金 | 4075円 | 3828円 |
3ボトルプランの総額料金 | 5675円 | 5588円 |
このように、同じ量で比較するとセントピックが割安になります。なので、香水をたくさん使う人はセントピックの方がコスパがいいことになります。
ただ、それで言うなら香水をフルボトルで買うのが1番コスパがいいことになるので、結局は自分が香水のお試しにどれくらいの量を使ってみたいのか、というので答えは変わります。
個人的には気軽に休止がしやすいカラリアの方が使い勝手はいいかなと思っています。4mlでも5mlでも、頻繁に使ってないと、消費しきれず、段々ボトルが溜まってくるんですよね。
セントピックは休止ができないので、休む場合は退会しなければならないのですが、カラリアは最大3ヶ月までの休止が気軽にできるので、使ったり休んだりがしやすいのがいいですね。
セントピックにあってカラリアにない「おまかせ」選択機能は便利?
セントピックにあってカラリアにない機能の大きなものは「おまかせ」選択機能です。入会時に必ず答える4つの質問への回答を元に、好みの条件に合う香水をセントピック側で選んでくれるものです。
「おまかせ」選択機能については一長一短、というのが率直な感想です。
良い面は、自分以外が香水を選ぶので、世界を広げやすくなる、という点です。一方課題だなと感じた点は、香水の被りが出てしまう可能性がある、という点です。
香水の定期便を使っている人って、以前にもいろいろ香水を試したことがある人も多いと思うんですよね。
で、過去に使ったことのある香水は、もう試さなくていいじゃないですか。でも、セントピックの「おまかせ」選択機能は、過去使ったことあるからこれは選ばないでっていう「拒否リスト」を設定する機能がないんですよね。
「拒否リスト」が設定できないのは残念だな、と思いますね。それができるならありな機能だとは思います。
カラリアとセントピックの比較まとめ
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- 月額料金が安いのはカラリア、1ボトルの香水量が多くコスパがいいのはセントピック
- 最大3ヶ月の休止機能があるので香水定期便初心者や頻繁に使わない人はカラリアがおすすめ
- 香水の量に対する単価が安いのでたくさんの量を試したい人はセントピックがおすすめ
- 香水の種類の多さはカラリアとセントピックともに同じくらい。時期によって変わる
- 充実している香水ブランドはカラリアとセントピックで異なるので、好みのブランドがある場合は両方ラインナップを見比べて選んだ方がよい
カラリアとセントピックを比較した結論をまとめてみました。初めて香水定期便を使う方や頻繁に香水を付けない方は、月額料金が安く、香水が溜まったときの休止が気軽にできるカラリアがおすすめです。
一方、セントピックはカラリアより1ボトルの量が多く、香水の量に対する単価が安めなので、たくさんの量を試したい人はセントピックがおすすめと言えます。
それぞれラインナップが充実しているブランドが異なるので、好みのブランドが決まっている人は、カラリアとセントピックそれぞれのラインナップを確認してから定期便契約をすると良いでしょう。
カラリアもセントピックも登録は無料ででき、定期便契約は登録後に行うので、一旦両方登録してみて、香水のラインナップを確認してみることをおすすめします。